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【書評】好きなことだけで生きていく 著:堀江貴文

自分が抱くホリエモンのイメージ

 2日ほど前に書店に行った際、この本が置いてあったがそのときに思ったのが

「この人『本音で生きる』で二度とこういうことは書かないって言っていたような…」

 とりあえず中身をパラパラめくって

「まあ暇つぶしがてら読んでみるかな」

 と思い購入。1時間30分程で読み切った。

 この人に関して自分は「ライブドア事件でなんやかんやあった人」といったイメージしかない。別にその事件について知る必要や意味はないと思うし、そういったことがあったからと言って嫌いになったりはしない。その事件において自分に危害があった、というのなら話は別だが。

 

読み終えた時に浮かんだ二冊の書

 読み終えた感想を一言で言うなら

 「痛快」

 これに尽きる。ポケモンの毒消しよろしく「きれいさっぱり」といった気持ちになった。

 またこの本で印象に残ったのは

 ①今、「ここ」を生きる

 ②大企業だからといって永遠に存続する保証はない

 といった部分である。

 ①については岸見一郎氏・古賀史健氏が著した本「嫌われる勇気」を読んだ人ならピンと来た人も多いと思う。『本音で生きる』の所でもこの「嫌われる勇気」についてホリエモン自身がその考え方(アドラー心理学)について「非常に腑に落ちる」と評している。アドラー流の考えがホリエモンの中に根付いているというのが何というか彼らしいと思う。

 実際に「嫌われる勇気」から今、「ここ」を生きるという部分が著されている文章を引用する。

 

人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を見ることで自らに免罪符を与えようとしている。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない

                -「嫌われる勇気」271ページ目-

 

 ②については桜井章一氏が著した本「負けない技術」に「確証や補償を求めると弱くなる」といった部分がニュアンスとしては近いと思う。

 「大企業だから大丈夫と胡坐をかいてたら十数年後に業績が悪化した云々でリストラされた」

といったことが起こる可能性もゼロじゃない。

 また高校三年生の時、就職か進学か迷っている際に両親から(あるいは祖父、祖母から)次のように言われた人もいるのではないだろうか?

 「公務員(市役所勤め)が安定しているから、公務員試験を受けなさい」

 実際自分は何度か言われたことがある。ただ自分は

 「公務員なんて地味そうでつまらなさそうだし、そこで長年働くイメージが到底つかめない」

 という理由で断った。

 そもそも「安定している」ってどの部分が?と思ってしまう。給与が多いのか、休日や保険がしっかりしているのか、定時で帰れるのか云々…。仮にそういった部分が「安定している」と分かったとしても「地味そう」「つまらなさそう」というイメージは崩れないと思う。

 話が脱線しそうなのでここらあたりでストップ。

最後に

この本のタイトルをもう一度書くと

「好きなことだけで生きていく」

である。ただし書かれている内容は「生き方」についてであり、決して「お金の稼ぎ方」について語っている本ではないことは注意してほしい。

 自分がブログを始めたのもこの本を読んだことによる影響を受けたからである。興味がある方は購読してもいいかもしれない。

 

引用文献

岸見一郎・古賀史健 (2013) 嫌われる勇気 -自己啓発の源流「アドラー」の教え- ダイヤモンド社

参考文献

桜井章一 (2009) 負けない技術 -20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」- 講談社+α新書

堀江貴文 (2015) 本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 SB新書